おもしろ本

本日は終日晴天。風はまだ冷たいですが。


ようやく天候も落ち着いてまいりました。徒歩や自転車でお越しのお客さんも増えてきました。


「なにかおもしろい本ない?」そんなことを聞かれることも多いです。
そんな時におすすめして高確率ではずさないのが荻原浩さんと奥田英朗さんの作品です。浪漫堂ではひそかにダブルオーと、呼んでいます。


荻原さんは昨年映画化された「明日の記憶」、奥田さんは直木賞を取られた「空中ブランコ」などメジャー作品もあるのですが、まだまだ知らない人は多いです。


この二人、メジャーなものだけではなく、本当に何を読んでもハズレが無く、また、軽いユーモア小説からサスペンス、泣かせるものまで非常に多彩でなおかつ読ませる作品が多いです。


個人的には荻原さんは笑って泣けるドサ回り旅芸人小説「母恋旅烏」
奥田さんは究極のジェットコースター式犯罪小説「最悪」のトリップしそうな読んだら止まらなっぷりがたまりません。


おもしろくって読んでいて声が出てしまう作家です。「おぉっ」とか「はぁっ」とか。


ではまた。明日はお店はお休みです。