季節感無視かいっ!

若いお客さんが増えてきているような気がします。気のせいかもしれないけれど。


「京極さんしか読んだこと無いんですけど、オススメのミステリってありますか?」とか「葉桜で衝撃を受けてミステリ好きになりました」などなど、新世代のミステリ読みが育っているのはうれしいことです。門は開かれた、広大なるミステリの海へダイブせよ!


こっちもぬるいミステリ読みなんで、初心者の方にならいばって話せます。「乱歩は読んどかなきゃいかんよ、ちみー」とか言ってやなオヤジだ。


ハリポタでもラノベでも若い本好きが増えるんならなんぼでも話題になってほしいもんです。
本という名の海はアホほど懐が深い。おっさんにも若者にも平等に、すべてを飲み込んでゆうゆう横たわっております。浅いところは子どもでも楽しく遊べ、深くもぐろうと思えばきりが無い。遊泳禁止なんてつまらない線引きはありません。泳ぎたいところで泳げばいい、疲れたら休めばいい。


私も浅瀬でぱちゃぱちゃやってる程度ですが、ウチの店は焼きそばとビールだけ売ってる海沿いのつぶれかけた掘っ立て小屋みたいなもんですが。


波にさらわれないように、風に飛ばされないように何とか守っていかなくちゃ。たまには焼きそば食べに来てくださいね。


ではまた。