夏の終わりに

長かった夏のしっぽにも終わりが見えてきましたね。もうすぐですよ、すぐに寒いって騒ぎだしますよ私が。


春からこっち、随分いろいろなことがありました。
うれしい出会いや再会また別れなどこれまでの人生総集編的にしみじみ思い出すことや行く末を鑑みることも多々ありました。思えば遠くへ来たもんだけど、私はどこへ流れてゆくのか。


世の中のスピードになんぞ元々合わせるつもりもなく、回り道、休憩、停滞、後戻り(進んでない!)などを繰り返し繰り返し、いろんな人に迷惑や心配をかけながらぷち頑固に好き勝手やってきた感はありますが、ふと振り返ると残ってくれた人たちは皆優しく、折に触れこんな自分を案じてくれ、手を貸してくれたり優しい言葉をかけてくれたりもする。


まったくすまんこってす。


普段滅多に会わなくても、遠くに離れていても、筆不精どころか、メール不精、ネット不精もしておりますが、今の自分がなにくそがんばっていける力はあなたたちからもらったものですありがとう。


そしてまた、今この古本浪漫堂を通じても、少しづつではありますが、お客さんや、同業の方、本関係のお仕事の方たちともつながりを持てるようになってきたことをありがたく思っております。



いまだに自分のことが一番よくわからない


人付き合いが苦手なくせにさびしんぼう、他人に厳しく自分に甘く、小心者の割には時に大胆な行動に出るこまったちゃんではありますが、根っこは悪い子ではないと思いますのでひとつ、古本浪漫堂ともども愚店主の方もよろしくお願いいたします。


6周年をさらっと流してしまいましたので改めて感謝のご挨拶とさせていただきます。


ではまた。