怖い本
ノンフィクション続いています。
斉藤貴男「カルト資本主義」
米本和弘「洗脳の楽園」
前回書いた「洗脳体験」もそうですがなにやらアブナイニオイがぷんぷんしますがおもしろい、止まりません。なんだかいかがわしい物にどうして人は惹かれてしまうのか?どうしてまた人智を超えたような神秘体験が起こりうるのか、というところに非常に興味があります。カルトの洗脳にしろ、自己啓発セミナーにしろ、ネズミ講にしろ、キャッチセールスにしろ、すべて同じ文脈で説明できるのもおもしろい。
ライターさんたちはそういった団体の非常にコアな部分まで入り込み、いわゆる潜入取材を敢行しているわけですが、本人自身もすれすれまでいっちゃったりしてるんですよ、まあ怖い。
読み終わって手にした次の本が吾妻ひでお「逃亡日記」この人もギリギリまでいって戻ってきた人ですね。ギリギリどころか一度超えちゃってますけど・・・。
これもまた怖いです、身近な分だけ。
しかし、あじまさん、マンガだとかわいいけど写真で見ると怖いなあ。
ではまた。