「ゲイルズバーグの春を愛す」

つらつらと慮るにまことに恥ずかしきこと多かりき反省の日々を送っております。

「ゲイルズバーグの春を愛す」ジャック・フィニィ

DVD「リベリオン」を大興奮で観終えた折り、そういえばあの本はどう終わったんだっけと、ブラッドベリの「華氏451度」を再読、なるほどなあ、としみじみとしたところで返す刀でゲイルズバーグ、まあ、すばらしき短編集、ひとつ読むたびにうっとりとしてしまいますなあ。
梶尾真治の一連の時間モノは甘すぎるけど嫌いじゃなかったのだけど、フィニイのこの作品は甘さとほろ苦さの配分が絶妙でなんとも職人技を感じてしまいます。


それにしてもSF者は作家にしろファンにしろ基本的にロマンチッカーなのですなあ、ちなみにこの本はうちのSF狂の常連客H君のベストSFの中の一冊でした。


ところで「リベリオン」って最後どう終わったんだっけ?


ではまた。