ぼっぼっぼくらは
少年探偵団！いや、もと歌のラジオドラマは知らないんですけどね。
高校生のころ、ＮＨＫＦＭのラジオアドベンチャー（だったかな？）で「サーカスの怪人」（黄金仮面だったかなあ？）をやっていたのは聞いていました。
やはり我々の世代はハードカバーのこの作品を学級文庫で読みつくした口でしょう。今の学級文庫にもあるんでしょうか？ぜひあって欲しいものです。
旧版の一部の作品、「蜘蛛男」など、大人向けの作品を書き直したものは、実は乱歩の手によるリライトではないと言うことで新版のラインナップには入っておらず、なかなか手に入りづらくなっております。
また、現代の出版事情では活字にしにくい言葉がふんだんに使われている旧版と、マイルドに直されている新版とを読み比べてみるのも一興でしょう。キｘガイと言う言葉がバケモノと直されているのを見たときは時代と言うモノを感じてしまいました。まだまだそんな意識だったんでしょうなあ、当時は。
この作品、うちのお店では児童書のコーナーに置いてあるのですが、買っていくのはほとんどが大人の男性です。
学級文庫から持って帰って自分のものにしたかったもんなあ、俺も。
ではまた。
