冬将軍と薄れる記憶たち。
寒いです。
入って来たお客さんが、「外より寒い!」と言うほど寒い浪漫堂です。
どんだけー!って聞かなくなりましたなあ。
ストーブ用意します。明日は休みだ。
「黒後家蜘蛛の会」アイザック アシモフ
「有栖川有栖の本格ミステリライブラリ」有栖川有栖編
「七つの棺」折原一
「放浪探偵と七つの殺人」歌野晶午
などなど短編集、アンソロジーを読んでおりますが、なにしろおもしろそうなものをつまみ読みしているのであっちこっち虫食いだらけです。
前に読んだものもあるのですが、けっこう忘れていて、新鮮な気持ちで読み返すことができてお得な気分です。年を取るのも悪くないのかもしれません。
中学生ぐらいのころむさぼるように読んだ星新一なんかも今さら読んだら全部忘れていてすげー楽しめるかも。
なんてことを昨日きたお客さんと話しておりましたが本当にそうかもしれません。老後の楽しみにも良いでしょう。
そんな時でも乱歩の短編のえげつないラストだけは覚えていそうな気もしますが、防空壕とか、「ユルス・・・」とか。
ではまた。