コンポコ

さあ、6月だ。気持ちを切り替えておりゃっ!


読もうと思ってたらやって来た。前から気になっていた本多数。
貴志佑介「新世界より
有川浩「空の中」
そしてついに!「トリポッド4」完結巻。実は一度手に入れてうれしくて4冊並べて店に出して眺めていたらたまたま来たお客様にお買い上げされてしまったという、うれし悲しい過去が(いや本当にうれしくもあるのです。同じ趣味の方に出会えるということは)あったのですが・・・。
めぐり合うものです!本も人も出合うべき時に出会うべき場所で。


ところで涼宮ハルヒのシリーズ2巻をちまちまと読み進めているのですがなんだかおもしろくない。
ハルヒさん以外のキャラクターに全く魅力を感じない上に1巻では気にならなかった文章の拙さまで鼻につきます。

キャラクターについては1巻で大ネタが割れちゃっているせいかなあ、とも思います。だがしかし、またまたしょんぼりしているハルヒさんに胸がキュンとする思いを感じている37歳のおっさんなのですが、どうもこのへんがオレのツボなんだなあ、とぽりぽり頭をかきつつ少々冷静に読み進めているわけです。


他には昔持っていたのに手放してしまった藤子不二雄エスパー魔美」全巻と手塚治虫「W3(ワンダースリー)」を大人買いして一気読み。
いろんな事情を抱えている現実的な悩みを抱えた人たちが魔美のおせっかいによってどんどんしあわせになっていく様子に藤子先生のやさしさや、子どもに伝えたい思いが伝わり心を打たれます。高校の入学祝の図書券で買った当時はむやみに出てくる裸ばかりに心を奪われていたのにね。あと「W3」は手塚先生の子供向け作品の中では一番好きです。今読んでも信じられないほどおもしろいし勢いを感じます。オチもすばらしい。


とりとめも無く。


ではまた。