雑感

ベストセラーリストを見ていて、いわゆる小説作品の少なさにビックリします。

実用書か、アホのような啓蒙書かライトノベル。特にライトノベルの多さに驚きました。


してみると今一番小説(主にラノベ)を読んでいるのは若者なのでしょうか?
あんなもん小説じゃない、と言う方もいらっしゃいましょうが、かつてミステリ(探偵小説?)やSFもそう言われて迫害されてきた歴史もありましたし、活字中毒者を作り出すのにジャンルは関係ないような気がします。
萌え萌えイラスト付きの作品を卒業した大量の若者たちが広大なる小説の海へダイブしてくる時代はそう遠くないのでは無いでしょうか?


まあ、強烈に厳しい不況を生き抜こうとしている出版界のほうが、逆にそういった若者に迎合してしまい本屋が萌え萌えイラストに席巻されつつあるという現実もありますが・・・。


読者も業界もそれほどバカではないと思いますよ。
あっという間に消えたでしょ、ケータイ小説


業界の片隅のそのまたすみっこでハイエナ的に生きている弱小古本屋ですが、厳しい現実という寒風に凍え死にそうな毎日ですが、希望は捨てずに今日もやってます。読んでます。


ではまた。