圧倒

「アイの物語」読了。

アイの物語 (角川文庫)

アイの物語 (角川文庫)

まいったなあ。
子どもの頃、初めて本に感じたわくわく感。
知らなかった世界が広がっていくような読後感。体が震える。


物語の持つ力というものを、それがテーマでもあるんだけれども、信じて逃げない。小難しい方向にも逸れない。正面からぶつかって、少しずつ、少しずつ砕いていく作業。


すごいもの読んじゃったなあ。
すごいのにおもしろいってぇのがまたすごい。


もうどうしていいかわからないくらいに。


こんな感じを味わうために本読んでるんだって。ねえ。


ねえ。


ではまた。