寝る本

先日は外出時に持ち歩く本について書きましたが今回は睡眠時にいや、睡眠時には読まないな、まあ、布団に持ち込む本と言うことで。


最近まで我が家には本棚がなく、就寝時に読みたい本は布団の周りで砦を作っておったのですが、さすがにそれではイカンだろうと安い棚を買いまして、砦を崩してそこに突っ込み、寝る前にそこから数冊選んで布団に持ち込むということをはじめました。やはり1冊では不安なので3冊ぐらい持っていきます。


外出時に持っていく本と傾向はあまり変わらないのですが、小説、エッセイにプラスして、ノンフィクション系の本が入ってきます。
哲学、宇宙、脳に関する本がそれで、完全に素人である自分にもわかりやすく、しかし、まだわからない部分が多い分野なだけに、読むだけで終わらない問題提起をしてくれるところが好きです。


この3つのジャンルの本は、読んでいるとどこかで一つにつながる時があります。ものすごく大雑把に言うと、脳は宇宙でそういう考え方が哲学だったり、マクロコスモスとミクロコスモスが縁側でアルバムを開いたり(違うよ)、まあそんな考えに思い至った時にスコーンと何かが突き抜けたようになる瞬間がたまりません。何か真理が見つかるわけでもないし、答えが出るわけでもないのですが楽しいからOK。ここで宗教が入ってきてしまうと思考停止になってしまうのでしょうが。


果てしの無い宇宙の中で果てしの無い思考を続け、今夜もしあわせに夢の中へと沈んでいきます。ぶくぶくぶく・・・。


明日はお休み浪漫堂。


ではまた。