怒涛のワン・デイ・ブックス

日曜日の札幌ブックフェス ワン・デイ・ブックス参加してまいりました。
ご来店いただいたお客さん、出店者の皆さん、スタッフの方々には心から感謝しております。ありがとうございました。


まあ、熱気あふれる充実した時間でした。


燃え盛る本の山、舞い散るしおり、踊り狂う店員、エロイムエッサイムの大合唱、みごと召還される大悪魔。飛び散る肉片、噴き出す血飛沫、繰り広げられる地獄絵図。


とまあ、すこし大げさには書きましたがおおむねそんな感じです。うそですが。


悪魔召還はされませんでしたが、実際大盛況でありました。


今回常連のお客さんのtegi山くん夫妻が一箱分のオススメ本を持って一緒に参加してくれました。
冒険小説を中心に、ラノベやマンガ、ゲームまで一本筋の通ったマッチョ系ラインナップで見事に同好の士を吸い寄せ、怪しげな話に楽しげな花を咲かせておりました。


こちらにその時の様子が語られております。写真も撮っていただきました。
http://d.hatena.ne.jp/tegi/20110911


うちの店の方は例によって、児童書、絵本を中心としたほのぼの空間と、乱歩や小林少年を中心とした暗黒裏浪漫空間とのハイブリッドコラボレーションオプティカルスペースでした。
ほのぼの時空にだまされて近寄って来たモンシロチョウを蜘蛛男の黒い網で絡め取る作戦でしたが、明暗ほどよくお客さんが集まり、楽しい時間を過ごしていただけたようでこちらも大満足。


他の出店者の方々もそれぞれ趣向を凝らし、バラエティかつ個性的なお店が軒を連ね、うちのブースにいらしたお客さんの口からも「もう、この空間ずっと終わって欲しくないっ!」という声が聞かれました。


札幌中の本好きが集うブックフェスの締めのイベントということで、出店者と来店者とスタッフ、三者の熱気が頂点を迎え、会場の温度はやや高めでありましたが、けっしてマニアックに走りすぎることはなく、硬軟取りあわせとてもバランスの良い雰囲気を感じました。文字通りこどもからお年寄りまで本好きが楽しめるイベントであったと思います。スタッフのご尽力にあらためて感謝いたします。


次回があるなら、それまで店が存在していたならば是非ともまた参加させていただきたいと思っております。
というわけで平岸の古本浪漫堂の本店の方もよろしくお願いいたします。並びにサンチアゴ店、ウランバートル店も重ねてご贔屓にお願いします。


ではまた。


P.S.


ウランバートル店はうそでした。