浪漫少年との対話

なかなか調子が良くなかったり、油断すると気持ちが悪い方向に引っ張られそうになるので最近の楽しかった話を。


こちらの日記でもお客さんに「あの子はほんとに存在するのか?」と聞かれる率ナンバーワンの人気キャラクター、常連の小学生くんが久しぶりにやってきました。


「この間の本、おじいちゃんにあげたんだ」
そうでしょほら、やっぱり小学生にはまだ早いよね。


「うん、なんだか大人たちがずるい方法でお金を稼ぐ話とかであんまりおもしろくなかった」
ああ読んだんだ。読んでるね。


「今は『透明人間』を読んでるんだ。もう少しで終わるんだけど」
いいチョイスだね。『宇宙戦争』もおもしろいよ。


「それはどんな話?」
円盤に乗ってきた宇宙人が巨大ロボと破壊光線で地球を総攻撃するんだ。人類ピンチ!どうなる?って話。


「ええ!どうなるの?」
それは自分で読もうよ。


「うん、図書室で探してみる」
それがいいよ。うちにも今在庫ないし。


「あれ、この本もおもしろそうだね。絵がかわいい」
ああ、それもおもしろいよ。


「どんな話?」

トリポッド 1 襲来 (ハヤカワ文庫 SF)

トリポッド 1 襲来 (ハヤカワ文庫 SF)

円盤に乗ってきた宇宙人が巨大ロボと破壊光線で地球を総攻撃するんだ。人類ピンチ!どうなる?って話。
「おんなじじゃん」


彼の今の悩みは、読めなくて積んである本がたまりすぎてお母さんにしかられることだそうです。


うちのお客さん共通の悩みですね。


ではまた。