眠れる本の話。

右上の犬はどうしたら消えるのでしょうか?


本日は天気も良く、一見とても暖かそう。お客さんに「今日は暖かいですね。」
と、声を掛けたら「それがけっこう寒いのよ。」との答え。
外に出ると確かに空気は冷たい。店の中でストーブに当たっていてはわからないものです。

まあ、そうは言っても昨日の休みなんかは自転車でちゃりちゃり出かけてきました。道端の残り雪をよけながらでしたが。


立花隆の「臨死体験」を読んでいます。
古今東西のいわゆる臨死体験の体験談を次々と紹介し、それにオカルト的ではなく科学的な検証で迫っていこうというのですがこれがなかなかおもしろい。
乱暴な話をしてしまえば、いくら大勢の人がそういった体験をしたからといって、死後の世界が本当にあるのかまじめに考えようなんてことは、みんなが夢を見ているから夢の世界というものが本当にあるのかも、といっているようなものではないか?そんな風にも思ってしまうのですが・・・。

なによりこの話が文庫にして500ページ、さらに下巻まであるというのだからわくわくします。まだ上巻の半分も読んでいないのですがこの先どんな風に展開していくのかが本当に楽しみです。


この本は布団の中で読み始めるといろいろ考えているうちに本当に死んで行くかのように眠りに入っていける安眠本でもあります。


本日買取にて司馬遼太郎菜の花の沖」「功名が辻」全巻、入荷しました。ありがとうございました。


ではまた。