怪獣無法地帯

今シーズン初の雪かきをしました。5分で済んだ上もう溶けてますが。

ロング・グッドバイ

ロング・グッドバイ

村上春樹訳の「ロング・グッドバイ」を読み始めたのですがやはりこの作品は私には合わないようです。
三分の一ほど読んだのですがなんとなく乗ってこないのでとりあえずやめることにします。
早川版でもなんどか挫折していまして、昔、夢中になって読んでいた村上春樹の訳ならば、と手に取ったのですがどうもこのすかしたキャラクターとすかした会話が好きになれません。何が言いたいんだ!と思ってしまう私はおそらくハードボイルド世界では生きていけないのでしょう。


この作品を読んでいないというのは本好きの男としてはいささか恥ずかしい気もしますが、あえてその十字架を背負って生きて行こうか、とも思いました。


本当はこの作品を皮切りに「さらば愛しき女よ」とか「プレイバック」とか読みたかったんだけどなあ。静かなバーできれいな女性にギムレットの薀蓄を聞かせたかったんだけどなあ・・・。


やっぱり時間をおいて再挑戦します。まだ私には早いのかもしれません。うん、とりあえず十年くらい寝かそうか。


荻原浩の「ハードボイルドエッグ」はおもしろいですよ。


ではまた。