妖怪オオワラワ

連日の大雪に街中町中おおわらわです。おおわらわとは妖怪の名前のようです大童。


桜庭一樹さんの本を立て続けに読みました。

赤朽葉家の伝説」にドギモを抜かれ、「私の男」にしりこ玉を抜かれ、「少女七竈と七人の可愛そうな大人」でようやく一息つけました。やあ面白いなあこの人の本。


桜庭さん、ライトノベル出身だそうで、しかも一樹なのに女性だそうで二度びっくり。
私はちまたの本屋をあのアニメ絵で席巻するがごとく増殖中のライトノベルというものに多少なりとも偏見を持ってはいたのですが、いかんですなあ全く。
大体自分にしてもソノラマ文庫コバルト文庫で育ったくせに。


あるいはこういった作家さんが読書人口の裾野を広げつつ、結果的に本読みビトの数を増やしてくれているのかも知れんなあ、ありがたいことです。


「スズミヤハルヒ」とやらも読んでみようかのう、ばあさんや。


ではまた。