お客さんとの会話
お客さん「○○っていう本ありますか?」
私「ありますよ、こちらです。」
お客さん「これっておもしろいですか?」
私「・・・読みましたけど・・・私にはあんまり・・・」
お客さん「そうですか、友達がおもしろいって薦めてくれたんだけど・・・そっかあ・・・」
私「いや、つまらないってわけじゃないし、えーと好きな人は好きかも!私には合わないってだけで・・・」
なんて会話をした後は激しく落ち込みます。「おもしろいって言っときゃいいじゃん!」って悪魔はいつも囁くんですけどねえ。月にいっぺんぐらいはこんな理由で落ち込んでます。
ほんとに本のおもしろさなんて人それぞれだし、こっちがおもしろいって薦めた本だって気に入ってもらえるとは限らないんだし、ねえ・・・。
でも、こういう質問をしてくれるお客さんはうれしいです。それをきっかけに話も広がるし、逆におもしろい本教えてもらったり出来ますし。
この間も「お酒の出てくる小説ってありませんかねえ?」ってあまりにも自分の趣味にぴったんこのお客さんがいらしたので張りきっていろいろ紹介したんだけど、お客さんちょっと困ってたかも・・・。
いや、でもお買い上げいただいた、自分史上最高の酒小説、中島らもさんの「今夜すべてのバーで」は絶対おもしろいはず!
おじゃふう・・・ではまた。