毎日

昔の友達夫婦が福島に住んでおりまして、地震後連絡がとれずに心配をしていたのだけれど、先日身重の嫁さんを地元であるこっちへ避難させることが出来た、という連絡を受けてようやく一安心。


役場勤めの旦那は一人で被災地で不眠不休で仕事。
「なんかあって逃げるとしても最後です俺らは」って笑いながら言ってた(東北弁で)。


事態はなかなか良くならない。不安は募るし、不満も判る。
でも奴は毎日被災地で、弱者のため逃げ場の無い人のために働いている。そして奴は間違いなく俺が良く知ってるアホでヘタレで文句言いの後輩なんだ。


文句は言わず、泣き言も言わず、人の言うことやることにケチもつけず、俺は毎日本を売る。いかに魅力的な店を作って、お客さんを増やすかを考えながら。


そのうち奴が来るだろう、元気に、赤ちゃんと嫁さんを連れて。


自衛隊の人たちも、電力会社の人たちも、被災者の人たちも、役場の人たちも、子どもも大人もじいちゃんもばあちゃんも、みんなみんなが無事でありますように。


ではまた。